Interview

AD製品の付加価値を高める、
より高品質な金型づくりへの挑戦

石山 和正KAZUMASA ISHIYAMA

2009年入社
内製部 金型課
機械工学専攻

“ユーザー視点で開発。それがやりがいにつながる”
 
 

スイッチカバーなどを生産する「金型」を設計

スイッチのカバーやケースなど、樹脂やダイカストで作られる製品の「金型」を設計しています。金型設計は完成品の形状を反転させるだけのように思われるかもしれませんが、実際はそのようにスムーズに設計できることはほとんどなく、量産を前提にした細かい作り込みが不可欠です。製品の形状によっては金型では成り立たない寸法が含まれていることもありますし、外観部品の場合は肉厚が均一でないと表面がキレイに成型できないなど、注意点が多々あります。そういった金型から見た問題点を解決しながら型を設計して量産前の試作まで見届けた後、実際に製品の生産を行う成型課にバトンタッチするまでが、私の主な役割です。

現場で多様な経験を積む。
それが技術者の喜び

私自身もバイクや車が好きですので、ユーザー視点に立った開発ができるところがやりがいにつながっています。いつも自分が使うことを想像しながら設計していますので、本来の仕事の範囲を超えてこだわってしまうことも少なくありません。また金型というものは非常に奥深い技術で、型の中で溶かした樹脂やアルミがどう流れ、どう固まるか、8年以上この仕事を続けていてもまだまだ計り知れない部分があります。実際に金型を成形する現場や鋳造するシーンで出会うベテランの方々との交流は非常に刺激的で、いつも新鮮な学び、驚きを得られます。図面や文献とにらめっこするだけでなく、こうして現場で多様な技術にじかに触れられることも、技術者として大きな喜びですね。

“海外拠点との切磋琢磨を通じて、グローバル品質を向上”

若手が活躍する職場で受け継がれる、伝統のものづくり

この会社の強みは長い歴史の中で二輪や特機の部品に大きな実績があると同時に、設計・開発部門で活躍する若手が多く、業務上の意思疎通がスムーズであることだと思っています。古くから培ってきたノウハウと最新技術が融合していて、フットワークもいい。私は中途採用で当社に入社しましたが、前職と異なる分野だったにも関わらず、こうして朝日電装のものづくりを担っていられるのは、そういった風通しのいい環境の中で周囲の方々に学ばせていただいたお陰だと思っています。ただ、当社は歴史がある分、得意分野に特化し過ぎているきらいもあるので、他業界での事例などを積極的に参考にして、新しいものづくりに挑戦していきたいですね。

得意分野をさらに伸ばし、高
付加価値のものづくりを追求

かつては朝日電装の金型部門は国内のみで、ここから海外拠点に金型を送り出していましたが、今ではインドネシアにも金型部門ができて、独自の開発を行うようになりました。インドネシアでは比較的コスト重視のシンプルな製品が主流なので今の時点では国内の金型は品質面でアドバンテージを持っていますが、インドネシアが追いついてくるのは時間の問題です。寸法精度をさらに高め、外観品質や金型寿命など国内拠点ならではの付加価値をさらに高めていく必要があります。こうして国内拠点の長所を伸ばしながら、グローバルでのAD品質を高めていくことが、私の終わりなき目標です。
Daily Schedule
  • 8:00~ 始業~金型3Dモデル・図面作成
  • 10:00~ 新規部品打合せ資料作成・配布
  • 14:00~ 外出・成形メーカーにて試作品トライ打合せ
  • 17:00 帰社
  • 17:00~19:10 繁忙期には2時間程度の残業も
  • 19:10 退社
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幅広い工学系のスキルを生かし、身に付けられる会社です

朝日電装は、社名にこそ「電装」とありますが、どんな分野の工学系出身者でも自分の得意分野を生かすことができる会社です。私は前職ではエンジンの設計を専門にしていましたが、当社で金型と樹脂製品という奥深い分野に触れて、今も尽きない挑戦心をかき立てられています。また当社は完成車メーカーとのお付き合いも深いので、自動車や二輪車、乗り物が好きという方は、より興味をもって仕事に取り組んでいただけると思います。