Interview

グローバル市場を見据えた
ハンドルスイッチの開発

佐藤 雄紀YUKI SATO

2012年入社
技術部 グローバル開発課
機械工学専攻

“市場の要求に効率的な開発で応える”

アセアン拠点で生産されるハンドルスイッチを設計

主に、バイクのハンドル周辺に搭載されるハンドルスイッチを開発しています。その中でも、私が所属している部署では、アセアン拠点(台湾、タイ、ベトナム、インドネシア)で生産される製品を中心に担当しています。アセアンの二輪市場は実用モデルが中心となるため、数が多い上に市場動向の変化が激しいのが特徴です。国内と比較して新モデルの投入サイクルが非常に短く、優先順位を明確にした上で効率的に開発を進めることが求められます。まずスイッチとして必要な機能を満たし、そこから可能な限りフィーリングを作り込むことで、最適な開発を心掛けています。

ローテーションを通じて、
総合的な知見を得る

当社の開発はいろいろな製品をローテーションで担当することが多いのが特徴です。冒頭で述べたように現在はアセアン向けの二輪向け製品を担当している私も、入社以来さまざまな製品を通じて「朝日電装のスイッチ」の知見を身に付けてきました。製品によって重要なポイントは異なるのでイチから学び直しになることも少なくありませんが、技術者にとっては開発を通じた経験が何よりも宝。たとえば近年の二輪用スイッチでは、入った水を効率的に抜くという従来の考え方から、そもそも水を浸入させない防水設計がトレンドになっており、そこではかつて特機部門で経験したマリン製品のノウハウが大いに役立っています。このように業務を通じて自然とスイッチや電装品のエキスパートに成長できることが、技術者としての大きな喜びです。

“「選ばれる理由」を意識して成長したい”

失敗から学び、自らを律する

開発製品の中で、すでに生産されているものの一部を変更する、類似製品というものがあります。その類似製品を開発した際に、元となった製品では発生しなかった問題が起こり、対策の必要が生じたことがありました。これは従来大丈夫だったのだからということで確認を怠ってしまったことが原因だったのですが、近年ではスイッチに求められる機能が複雑化しており、ひとつの仕様変更が他にどのような影響を与えるか、より慎重に見極める姿勢が求められています。自分を律する意味でも、大事に至らぬ前に失敗の経験を積めたことは良かったですね。

「さすが朝日電装」と
言われる技術者を目指して

当社の製品開発は、基本的にはお客様のご要望ありきでスタートします。どんな機能が必要なのかに始まり、スライドスイッチかプッシュスイッチか、どんな外観デザインにしたいか、求められる防塵・防水レベルはどの程度なのか…etc。ただし、その要求をただ満たすだけでは、当社が選ばれる理由はなくなってしまいます。限られた時間の中で、高品質は当然のこと、人間工学を採り入れた操作性の提案やスイッチの感触の細やかなチューニングなど、当社にしかできない領域を示し続けることが大切です。そして世の中のトレンドも大きく移り変わっています。お客様からどのようなご要望があっても「さすが朝日電装だ」と思っていただけるよう、アンテナを高く張って技術の幅を広げていきたいと考えています。
Daily Schedule
  • 8:00~ 出社・メールチェック・当日の業務確認
  • 9:00~ 試作品の組立
  • 10:00~ 図面の作成
  • 13:00~ 外出・お客様と製品の打合せ
  • 15:00~ 帰社・アセアン拠点とWebミーティング
  • 16:00~18:00 お客様との打合せ報告書作成~退社
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当社の人間関係にも注目してください

社員同士の仲が良く、仕事でもプライベートでも交流がある点も当社の特長です。入社して8年ほどたちますが、今でも同期で集まってスノボや遊園地に繰り出したり、社内クラブで汗を流したりと、いい付き合いが続いています。仕事は一人やひとつの部署で完結するものではありませんので、こういった人間関係の良さはあらゆる場面でプラスに働きます。会社見学などで当社を訪れた際には、そんなところにも注目してみてください。